Anti-Semitism
1919 –1939

20年に渡りドイツで行われた反ユダヤ主義思想の植え付けの過程を辿る展示の空間グラフィックを制作しました。

展示グラフィック
制作年: 2016年
クレジット: ニューヨーク歴史協会博物館: Casey Daurio (展示デザイナー)

 

“Anti-Semitism 1919–1939” (アンチ セミティズム 1919-1939)は、2016年にニューヨーク歴史協会博物館で開催された展示です。ドイツでの日常的な言葉や画像を通じて徐々に行われた、アンチユダヤ主義思想の植え付けが、どう行われていたか展示したものです。

展示のハイライトとしては、ヒトラーによる1939年の「ユダヤ問題」に関する原稿、反ユダヤ主義の本や看板、そしてニュルンベルク法の原版が含まれています。

私はこの展示のグラフィックデザインを、コンセプト作りから制作まで担当しました。展示の内容とその歴史的意義を改めて理解することから始め、ビジュアルリサーチを行って、このダークな時期を最もよく表現するスタイルを探しました。

展示のロゴや、入口横のパネルには、20世紀初頭のドイツのグラフィックデザインを参考にして、少し棘のあるフォントやカラースキームを取り入れました。

展示全体を通して、緊張感を出すため、コンデンスフォントを使用したのですが、暗めのギャラリーの中でも読みやすいタイプセットを心がけました。

プライマリーカラーには、戦時というテーマを象徴するような濃い緑色を採用。主に暗く、くすんだ色で構成されたカラーパレットの中に、ホロコースト時にユダヤ人に強制されたダビデ星に使われていた黄色を導入しまし、ナチスのプロパガンダと迫害がメインの展示のなかにユダヤ人の存在を認識できるようにしました。

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