02.
ブランディング, Web/UI デザイン, Shopify Web構築
オランダ、アイントホーフェン市で日本食を提供するテイクアウト専門店のブランディング、新規WebサイトのデザインとShopifyを使った構築をしました。
Japanese street food Eindhoven (ジャパニーズストリートフードアイントホーフェン) は、2022年にオランダ現地の人に本物の日本の唐揚げを気軽に楽しんでもらうというコンセプトでオープンしたテイクアウト専門店です。
1. ブランドアイデンティティ2. Webサイト
ロゴマークにはカタカナを使い、日本食を提供する場であることを強調しつつ、全体においてもカジュアル感を出すようポップなフォントを選びました。メニューやSNSでのコンテンツにおいても、存在感が出るような特徴的なロゴとブランドスタイルになっています。
ロゴやフォントとは対照的に、色はシンプルで控え目な物を選び、落ち着きを出すことで、近寄りやすい雰囲気を作ることと、欧米の人が日本への印象として持つミニマリズムも同時に連想させるように心掛けました。
ウェブデザインは、サイトマップとユーザーフローの作成から始まりました。次に、ローファイのワイヤーフレームを設計し、それを元にヴィジュアルデザインとプロトタイピングへと進みました。最後に、Shopifyプラットフォームを使用してウェブサイトを実装へと至りました。
「できるだけシンプルに」というのがクライアントの要望だったため、オーダーシステムと必要な情報を含むランディングページを作成することにしました。
支払いプロセスとアカウントのログイン/サインアップでのみ、ランディングページ外に進むことができます。ユーザーが最小限の手間でオーダー部分に到達することができ、また、注文をする前に必要な情報を見逃すことがないような設計にしました。
ユーザーの体験を予測し、ビジュアル化するために、ユーザーフローを作成しました。
各段階で予測しうるユーザーの思考のプロセスと共に、タスクフローなどを明確にし、ランディングページ上の情報の配置が適切であると同時に、総合的な体験がスムーズかつ効率的になることを確認しました。
ローファイのワイヤーフレームを作成し、前段階で作ったマップやフローが実際にスクリーン上でしっかり機能するか確認しました。
「できるだけシンプルに」というクライアントの要望は、デザインにおいても同じであったため、必要以上の装飾は避ける方向でビジュアルデザインを行いました。
ファーストルックでタイポグラフィをダイナミックに使用し、シンプルながらも、ユーザーの印象に残るような視覚的なインパクトを与えるデザインにしました。
また、次のコンテンツへとスムーズに誘導するよう、スクロールしていくにつれ背景色をさりげなく変えていく配置にしました。
クライアントははじめ、インスタグラムのダイレクトメッセージを利用してオーダーをとり、個別に支払い用リンクを送るという方法を取っていました。Webサイトの導入によって、オーダー数は最大で約4倍に増え、(週2日 • 各日3時間半のオープンというスタイルは変更なし) 顧客とのメッセージのやりとり、オーダー確認や会計情報の整理など、クライアントの仕事量も格段に軽減されました。
制作年: 2023年クライアント: Japanese Street Food Eindhoven (NL)
(実際に稼働中のWebサイトはクライアント側で編集されている場合があります。)
サインデザイン